病院の猫紹介 ポッキー
今年もあと少しになってきましたね。 今回は、病院のスタッフ猫「ポッキー」をご紹介したいと思います 7年前の冬、病院の前のくら寿司の前で猫がはねられていると、運ばれて 来たのがポッキーでした。 まだ、幼い顔をした野良猫は、脊髄骨折で重傷でした。 初めは、怖がっていましたがご飯もすぐ食べれるようになり元気に しかし、下半身麻痺で前足しか使えず、後ろ足はひきずるかたちに・・・ また、おしっこも自分で出せないのでしぼってあげなくてはいけません。 それでも、とても人懐っこく食いしん坊さんのポッキーは病院スタッフたちに 可愛がられ元気に過ごしています とても面倒見がいいポッキーは、下の猫たちのよきお兄さん猫です 後遺症は、残りましたがそんなことをかんじさせないくらい元気に しています。猫人生もいろいろ・・・ありますね
2012.11.29
うさぎさんの避妊手術
わんちゃん・ねこちゃんの避妊手術が一般的なものとなっているのに対し うさぎさんの避妊手術は、なかなかピンとこないかもしれません。 実は、うさぎさんも年をとると卵巣・子宮の病気や乳腺に腫瘍ができることが 多い動物です。 乳腺腫瘤 今回は当院にて避妊手術を行った、うさぎの杏ちゃんをご紹介します 杏ちゃん 毎年、発情の時に「胸のあたりの毛をむしる」「怒りっぽくなる」などの症状を 飼い主さんが心配されていたので、加齢に伴う卵巣異常を考慮して、 避妊手術を提案しました。 最初は、麻酔や手術への不安から、様子をみたいとのことでしたが、4歳に なったのを機会に手術を希望されました。 ただ、うさぎさんは年齢が上がるほど内臓脂肪が多くなり、手術のリスクが上がります。 安全の為に、杏ちゃんもダイエットを開始、飼い主さんの努力によって見事減量に 成功して避妊手術を先日無事終えることができました 摘出した卵巣子宮。 摘出した子宮に腫瘤が見つかり、子宮内膜癌とのことでしたが、術後の経過は 極めて良好です状態が悪くなる前に、避妊手術ができてよかったと 飼い主さんもとても喜んでくれました。 病気の予防の為にも、避妊手術をお勧めいたします。
2012.11.07