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フィラリア検査について
こないだの地震は、みなさん大丈夫でしたか? フードなど一部の商品は、入りにくくなっていますので ご飯の注文は、早めにお願いします。 被災地では、多くのペットたちも犠牲になったのかなぁと思うと 心がいたいですね 一日も早い復興を祈っています。 さて、そろそろフィラリの予防の時期ですね 当院では、フィラリアの検査と一緒に簡単な血液チェックも おこなっています。簡単な腎臓値・貧血や多血になっていないか 黄疸がでてないか・蛋白の値など。 フェレットは、3歳以上の子は低血糖がないか簡単に血糖値もみています。 また、フィラリア検査で採血するこの機会に詳しく血液検査される方もいます。 1年に一回の健康チェックにおススメします 詳しくは、スタッフまで
2011.03.26
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猫ちゃんのフィラリア症
だいぶ暖かくなってきましたね わんちゃんを、飼っていらっしゃる方はフィラリアについてよくご存じだとは 思いますが、実は、ねこちゃんにも感染するってご存知でしたか? 今回は、ねこちゃんのフィラリア症について簡単にご説明したいと思います。 フィラリアとは、蚊によって媒介される寄生虫です。 フィラリアの感染子虫が、蚊に吸血されるときに、体内に はいってきます。そして、2ヶ月間かかり成長しながら移動して、心臓や 肺の血管に寄生します。 ねこちゃんは、犬と違いフィラリアにとって好適な動物でないため、 心臓に到達する前に幼虫の大部分が死んでしまいます。 犬には存在しない貪食細胞が、肺に到達した幼虫を攻撃して死滅させます。 しかし、ねこちゃんの抵抗作用が強すぎるため、死滅した幼虫が肺に 炎症を起こす原因となることがわかってきました また、もし生き延びた幼虫が1匹でも成虫になり寄生してしまうと、犬に比べて 体が小さいねこちゃんには負担が大きく、突然死してしまうこともあります。 では、どんな症状がでてくるのでしょう 感染した場合、必ずしも症状がでるとはかぎりません。 発症すると、咳、呼吸困難、嘔吐、食欲不振などがみられます。 しかし、慢性的な呼吸器疾患や風邪の症状との区別がしづらい為、 飼い主さんも気付きにくく、動物病院のほうでもなかなか診断がつきにくい のが、現状です。慢性の呼吸器疾患やぜんそくで治療している猫ちゃんの なかには、ひょっとするとフィラリアが、関係しているかもしれませんね 当院でも、最近1匹の猫ちゃんがフィラリア症と診断されました。 私が勤めだして初めてです。 はじめは呼吸があらくうずくまってしまうと来院されましたが、 今では症状も落ち着いてきて元気にしています そんな、怖いフィラリアからかわいいネコちゃんを守るためにも、今では 月1回スポットすれば、簡単に予防できるお薬があります ノミや耳ダニ、回虫も一緒に予防できるので、おススメです。 蚊の活動が始まってから1カ月以内に予防を始めて、活動終了1ヶ月後 までの予防になります。この地域では、4月~12月ぐらいですかね。 予防できる病気は、ねこちゃんの為にもしっかり予防してあげて下さいね 病院の猫たちも予防してます
2011.03.22