家庭内事故に気を付けましょう
今回は、動物病院でよく遭遇する家庭内での事故についてお話しします。
日常生活の中で、思わぬ事故によりご来院される患者様は少なくありません。
冬の季節特有のものも含めて、よくある事例をご紹介いたしますので、家庭内の事故防止にお役立てください。
①踏む・挟む
・毛布の下などで寝ていたネコちゃんやフェレットちゃんをご家族の方が踏んでしまった。
・ご家族について歩いていたワンちゃんに気付かず扉を閉めてしまい足を挟んでしまった。
②火傷・低温火傷
・ポットや炊飯器を使用中にネコちゃんが近くを通り、熱湯・蒸気がかかって火傷した。
・ホットカーペットや床暖房の上でワンちゃんやネコちゃんが長時間寝てしまい、低温火傷した。
③誤飲・誤食
・お子様が食べこぼしたチョコレートを食べてしまった。
・毒性のある観葉植物を食べてしまった。
④溺れる
・浴室にネコちゃんが侵入してしまい、お湯を張った浴槽に足を滑らせて落ちてしまった。
⑤脱走
・ネコちゃんが自分で網戸などを開けて自宅の外へ出てしまい、交通事故にあってしまった。
・ハムスターちゃんがケージの外に出てしまい、ケガをしてしまった。
以上において、命の危険に及ぶものもありますので、今一度危険な箇所の確認や事故の防止をご家族で相談していただく機会を持っていただければ幸いです。
もし上記のような事故があった場合はすぐにご相談ください。