ねこの症例ブログ

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    猫ちゃんのフィラリア症

    だいぶ暖かくなってきましたねcherryblossom

    わんちゃんを、飼っていらっしゃる方はフィラリアについてよくご存じだとは
    思いますが、実は、ねこちゃんにも感染するってご存知でしたか?cat
    今回は、ねこちゃんのフィラリア症について簡単にご説明したいと思います。

    フィラリアとは、蚊によって媒介される寄生虫です。
    フィラリアの感染子虫が、蚊に吸血されるときに、体内に
    はいってきます。そして、2ヶ月間かかり成長しながら移動して、心臓や
    肺の血管に寄生します。

    ねこちゃんは、犬と違いフィラリアにとって好適な動物でないため、
    心臓に到達する前に幼虫の大部分が死んでしまいます。
    犬には存在しない貪食細胞が、肺に到達した幼虫を攻撃して死滅させます。
    しかし、ねこちゃんの抵抗作用が強すぎるため、死滅した幼虫が肺に
    炎症を起こす原因となることがわかってきましたcoldsweats02
    また、もし生き延びた幼虫が1匹でも成虫になり寄生してしまうと、犬に比べて
    体が小さいねこちゃんには負担が大きく、突然死してしまうこともあります。

    では、どんな症状がでてくるのでしょうsign02
    感染した場合、必ずしも症状がでるとはかぎりません。
    発症すると、咳、呼吸困難、嘔吐、食欲不振などがみられます。
    しかし、慢性的な呼吸器疾患や風邪の症状との区別がしづらい為、
    飼い主さんも気付きにくく、動物病院のほうでもなかなか診断がつきにくい
    のが、現状です。慢性の呼吸器疾患やぜんそくで治療している猫ちゃんの
    なかには、ひょっとするとフィラリアが、関係しているかもしれませんねsweat01

    当院でも、最近1匹の猫ちゃんがフィラリア症と診断されました。
    私が勤めだして初めてです。
    はじめは呼吸があらくうずくまってしまうと来院されましたが、
    今では症状も落ち着いてきて元気にしていますcatface

    そんな、怖いフィラリアからかわいいネコちゃんを守るためにも、今では
    月1回スポットすれば、簡単に予防できるお薬がありますsign01
    ノミや耳ダニ、回虫も一緒に予防できるので、おススメです。
    蚊の活動が始まってから1カ月以内に予防を始めて、活動終了1ヶ月後
    までの予防になります。この地域では、4月~12月ぐらいですかね。

    予防できる病気は、ねこちゃんの為にもしっかり予防してあげて下さいねheart02

     病院の猫たちも予防してますsun

    2011.03.22

  • スタッフブログ

    受付のモニター

    だいぶ、暖かくなってきましたねtulip

    今回は、受付のモニターや張り紙についてご紹介したいと思います。
    受付にあるモニターには、当院に通ってくれているペットのお写真を流しています。
    受付室で待っている間、ご自身のペットが映るのを楽しみにしてて下さいねcatface
    モニターに、自分のペットを載せたい方は、スタッフまでお気軽に声をかけて下さいねheart04

       私の写真いつでてくるかなぁcamera

    受付に最近、当院に通われているご長寿さんペットの特集を作り貼っています。
    あっ、パート2がようやくできました。
    みんな、頑張って長生きできるように私たちスタッフも応援していきたいと思い張り紙を作りました。
    他の患者さんたちも、ご長寿さんに載るようにがんばらなきゃと言ってくれるので作ってよかったですscissors
    これからも、ご長寿さんだけでなく当院に通われているペットの特集をいろいろ
    作っていきたいと思っているので、みなさんご協力よろしくお願いしますchick

      

    2011.02.19

  • いぬの症例ブログ

    犬のチョコレート中毒

    もうすぐ、バレンタインですねheart02
    あっ、院長たちのチョコ買いに行かないと・・・delicious

    バレンタインと言うと、やはりチョコレートですね。
    みなさんも、聞いたことがあるかもしれませんが、
    今回は、チョコレート中毒についてご紹介したいと思います。

    チョコレート中毒とは、チョコレートに含まれているテオブルミンと
    カフェインという成分を代謝できず、中毒症状を起こすことを言います。
    私たち人間は大丈夫でも、動物にとっては中毒をおこすものなどで
    気をつけましょうwobbly

    症状
    通常、摂取後6~12時間以内に症状が出るようです。
    多飲、嘔吐、下痢、多尿、痙攣、頻脈、チアノーゼなどです。

    ビターチョコレートなどのカカオの成分が多いチョコレートは、
    特に注意が必要ですcoldsweats02
    同じ量でも、チョコレートの種類によって重篤化する可能性が
    あるので、食べてしまったらチョコの袋も一緒に病院に持っていきましょう。

    当院でも、時々チョコレートを食べてしまってと連れてこられます。
    ほとんどは、ワンちゃんですdog
    以前、大袋のキットカットを袋ごと食べていまった子がいました。
    すぐに、内視鏡で取り出し、胃洗浄したので大事にはいたりませんでしたがsweat01

    みなさんも、気をつけましょうねheart04

         内視鏡で取り出したキットカット

    2011.02.07

  • スタッフブログ

    新しくホームページが開設されました。

    新しいホームページが、開設されましたhappy01
    病気のことなど、見やすくなり前のホームページより
    さらにパワーアップしていますgood

    スタッフブログも、頑張って更新していきますので、
    チェックして下さいねcat

    これからも、よろしくお願いします。

    2011.02.02

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